ブログにしようと思っているなら、いますぐ書け!
みなさんはどんなタイミングで考えたことを日記やブログに書いていますか。
あたりまえですが、思いたったらすぐにやった方がいい。そんな話です。
ライフログおたくだったが・・・
僕はライフログが好きで、5年くらい前から読んだ本の書き抜きや感想をEvernoteなどに保存していました。保存されている読書記録をもとにブログが書けるだろうということもあってこのブログを始めました。
しかし、いざ昔の記録をもとに記事を書こうとするとなかなか書けない。ご丁寧に引用の下に軽く感想まで書いてあるのに。なぜだ。
たとえば、約2年前の2012 年の9月に読んだ『影響力の法則』。いかに他人に影響を与え、自分の味方にするかということについて書かれた名著です。
- 作者: アラン R.コーエン,デビッド L.ブラッドフォード,高嶋薫,高嶋成豪
- 出版社/メーカー: 税務経理協会
- 発売日: 2007/12/03
- メディア: ハードカバー
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この本からの書き抜きのうち1つがこれ
p.39 最も基本的であるにもかかわらず、私たちがしばしば忘れてしまうのが、動かしたい相手が気にかけていること、大切にしていることは何かである。誰かを動かしたいと願っている人は、得たい結果を手にすることに熱心なあまり、自分が望む価値を疑わない。その結果、相手が何に価値をおいていようとお構いなし、という態度をとることがある。
もうひとつの障壁は、相手が価値を置いているものには幅があると、気づかないことだ。
下には私の感想がこう書かれていた。
自分が価値があると思っていることに対して、相手も同様の価値を抱いているかどうかはわからない。親切にしてあげたつもりでも、逆に嫌がられることはよくある。
たしかにその通り。なのだけれど、なんだかしっくりこない。読んでくださっているみなさんはもしかしたら違和感を感じないかもしれませんが、どうしても言葉がなじんでこないのです。
きっとこのメモを書いたときにはなにか自分の経験したことに結びついていると感じられたのでしょう。けれども、いまの僕には書かれている言葉がどんな経験に結びついていたのかわかりません。
断片的な記録はやがて価値を失う
長い間、文章を書き続けている人にとってはあたりまえなのかもしれませんが、断片的な言葉を記録してもやがて文脈を忘れてしまって意味が風化してしまいます。そうなるとあとでブログにしよう、と思っていたこともなかなかできなくなります。
もし誰かに読んでもらいたいと思ったときにはできるだけすぐに言葉にしなければならない、というあたりまえなことに気がついたのですぐにブログにしました。
残せるときにきちんと残しておきましょう。