いろどりぷらす

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ああ、こんな素敵な夏休みいいな ー『子供はわかってあげない』田島列島

 

本のいいとこおすそわけ。

どうも、いろぷらです。


今回ご紹介するのは、田島列島さんの『子供はわかってあげない』です。『このマンガがすごい!2015』で3位、独断と偏見で自分にとって面白かったマンガを選ぶTwitter発の有志企画「俺マン2014」で1位と、今年かなり高い評価を受けているマンガです。

 

 

あらすじ

高校2年のサクタさん(水泳部)がもじくん(書道部)に出会うお気楽ボーイミーツガール。わりとモラトリアムな青春が続くと思いきや、物語はうっかりハードボイルドな方向へ!?ぎりぎりまだ子供の高校生たちによる、ひと夏の冒険が開幕。(子供はわかってあげない / 田島列島 - モーニング公式サイト)

 

 

青春マンガはこれぐらい青い方がおいしい


日本では熟していないりんごのことを「青い」という。果物の場合は少し熟しすぎているぐらいがおいしい。しかし、青春マンガはこれぐらい「青い」方がおいしい。おいC。


歳を重ねていくと、熟してきていろんなことに慣れてしまう。30歳にもなれば、付き合ったり、手をつないだり、その先まで進んだり、ということは往々にしてある。しかし、高校生にとってはそのほとんどが初めての体験。「好き」ってなんだ、とわけもわからず言葉にならない想いを抱えて、小さなことでドキドキする。


こうした青春を描くマンガは数多くある。実際に手にとることもあるけれども、多少歳を重ねてきてしまった僕みたいな人にとっては、高校生同士で想い想われている様子だけにフォーカスしているような作品はまぶしすぎる。


『子供はわかってあげない』はメインのストーリーが水泳少女と書道男子の2人のアニオタが父を探すところにある。若さゆえのまぶしさを直視し続けなくてもいいから気楽だ。当然日常生活を描いているシーンが多い。

 

 (主人公のもじくんは、子どもたちに書道を教えている。)

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でも もしもじせんせーのこと忘れても もじせんせーから教わったことを忘れない子はいるんじゃないの したらその子の書く字にもじくんが残るじゃん

 

こんなやりとりをしながら過ごすひと夏の想い出。「超切ない!」「超胸キュン!!」「超アツい!!!」ようなマンガもいいけれど、「ああ、こんな素敵な夏休みいいな」としみじみ思える本作は手元にずっと置いてたまに読み返したい一冊。

 

子供はわかってあげない(上)

子供はわかってあげない(上)

いま(2015-1-11)、kindle版が安いです。

 

試し読みできます。

子供はわかってあげない / 田島列島 - モーニング公式サイト - モアイ

 

『子供はわかってあげない』が気になるなら、こちらはいかがでしょうか。

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