いろどりぷらす

いろどりぷらす

ふつうの生活に彩りをプラス!おもしろいコンテンツを紹介したり、考えたことを書きます。

ニュースメディアに追い風。速報に強い仕組み「LINEアカウントメディアプラットフォーム」登場

 

メディア関係者必見のサービスが登場しました。

 

LINEの新サービス発表 

12月1日、「LINEアカウントメディアプラットフォーム」が発表されました。

 

簡単に説明すると、これまで「LINEニュース」や「LINEマガジン」といった形で行われていたような、ニュース配信機能をLINE以外のメディアにも開放する試みです。

 

 

参画メディアは自社の公式アカウント(LINEアカウントメディア)を開設後、当社より提供されるニュース配信CMSコンテンツマネジメントシステム)を通じ、独自の視点で厳選したニュース記事をダイジェスト形式にパッケージングし、当該公式アカウントをフォローしているLINEユーザーに対してプッシュ配信することができるようになります。*1

 

f:id:irodoriplus1:20151202005114j:image

 

記事はLINE上でスムーズに読める

この仕組みで投稿された記事はブラウザに飛ばされるのではなく、そのままLINE上でスムーズに記事を読めます。Facebookの「Instant articles」と同じ仕組みですね。

 

f:id:irodoriplus1:20151202005121j:image

f:id:irodoriplus1:20151202005333j:image

(このようにブラウザを開かず記事が読めます)

 

LINE上で記事が読める分、広告収入を分配

当社側では、LINEアプリおよび「LINE NEWS」公式アカウントを通じ、参画メディアのアカウントへの集客(フォロワー増加)支援を行うほか、各メディアが配信するダイジェスト記事内に広告掲載スペースを提供することにより、収益化支援も行ってまいります(原則、発生した売上の50%をメディア側に分配)。*2

自分のメディアに誘導しづらい分、LINEの投稿に混ざる広告の収益を分配することになっています。なので収益面では必ずしも自分のメディアの元記事に誘導する必要はありません。


第一弾として運用が開始されているのは以下のアカウント。

 

朝日新聞デジタル @oa-asahishimbun
毎日新聞 @oa-mainichi
産経ニュース @oa-sankeinews
時事通信ニュース @oa-jiji
BBC News @oa-bbcnewsjapan
AFPBB News @oa-afpbb
テレビ朝日 @oa-tvasahi-geinou
スポーツニッポン @oa-sponichi
日刊スポーツ @oa-nikkansports
サンスポコム @oa-sanspocom
スポーツ報知 @oa-sportshochi
デイリースポーツ @oa-dailysports
ORICON STYLE @oa-oriconstyle
ダイヤモンド・オンライン @oa-diamondonline
ニューズウィーク日本版 @oa-newsweekjapan
PRESIDENT @oa-president
現代ビジネス @oa-gendaibusiness
映画.com @oa-eigacom
サッカーキング @oa-soccerking
TechCrunch Japan @oa-techcrunchjapan
アスキー @oa-ascii
クックパッドニュース @oa-cookpadnews
Fashionsnap.com @oa-fashionsnap
All About @oa-allabout

 

【購読方法】

1. 「その他」タブの「LINE NEWS」を開く

f:id:irodoriplus1:20151202004633j:image

 

2. 画面上部の「第一弾ラインナップはこちら」をタップ

f:id:irodoriplus1:20151202004644j:image

 

3. 下にスクロールすると、現れる「追加」ボタンをタップ。

f:id:irodoriplus1:20151202004654j:image

 

ニュースメディアの武器になる仕組み

Webメディアはこれまで検索流入SNS経由での流入がメインでしたが、利用ユーザー数の多いコミュニケーションツールのLINE上でも配信が可能になったというのはメディアにとって朗報かもしれません。

 

この「LINEアカウントメディアプラットフォーム」がTwitterFacebookといったSNSに投稿するのと違うのは、狙ったターゲットに届けやすくなること。

 

多くのメディアはSNS上でのバズを期待してコンテンツを作っていますが、LINEは個人の投稿を複数人が見られる形式ではないので爆発的なバズは起きません。しかしその代わりに狙った時間に読者に投稿を見せることができます。

 

この仕組みは、バイラルメディアの拡散力をマネできなかった速報が強みのニュースメディアにとってはとても良い武器になります。他には、RSSリーダーのような購読ツールを使わずとも購読が可能になるため、今までよりもメディアのファンを作りやすくなるかもしれません。

 

各種メディアへのアカウント開放の次はインフィードの動画再生(再生ボタンを押さずに勝手に動画再生)でしょうか。あるいは一般人への開放でしょうか。今後の動きにも注目です。

 

公式ページ

【LINE】「LINEアカウントメディア プラットフォーム」を発表 | LINE Corporation

 

関連記事

『星のドラゴンクエスト』はライト層の快適さを追求した、センスのいいゲーム

無料でマンガ読み放題のおすすめアプリ・サイト・作品まとめ

期間限定で半額に!新登場の人気Twitterアプリ『Tweetbot4』のStats & Activity機能が楽しい!