期間限定で、鬱マンガ『ミスミソウ』が安すぎて笑った
『ピコピコ少年』 などで知られる、押切蓮介さんの『ミスミソウ』 というマンガをご存知ですか?
僕は笑えるマンガよりも、読後感が最悪で気分が悪くなるようなマンガを好んで読むのですが、この『ミスミソウ』 も文句なしの読後感の悪さでおすすめです。
このマンガを紹介しようと思いAmazonのページを見たら、「は?」と声が出てしまいました。
なにコレ!?
全巻買って217円なんですけど。ブックオフより安い。この謎のセールを機会に、未読の方はぜひ読んでみてください。セール期間は不明なので、お早めにどうぞ。
あらすじ
廃校が決まっている田舎の中学校に転校した春花。最後の卒業生となるクラスで春花を待っていたのは、鬱屈した環境の中、静かに狂い始めたクラスメイトによる凄惨なイジメだった―。
アニメなんかだと、こうしてヒロインがいじめられても主人公が助け出してハッピーエンド、良かったね。となりますが、この作品はそう甘くはありません。痛い、ひたすら痛いんです。
グロテスクな描写を扱う作品は数あれど、読んでいてこんなにも痛いマンガは初めてです。『東京グール』も爪を剥がしたり、身体を傷つけるシーンがあります。でもそのほとんどは傷つく瞬間を描いておらず、爪が剥がれたあと、腕が切れたあとを描いています。
でもね、『ミスミソウ』は違います。
ナイフで身体を切るとき、皮膚がちぎれていくんですよ。
この描写が本当に、痛い。ギャグマンガやジャンプのような青春マンガしか読まないような人にとっては衝撃的な作品です。
きっと読んだ後に後悔しますが、こういう作品もたまにはいいですよ...