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ふつうの生活に彩りをプラス!おもしろいコンテンツを紹介したり、考えたことを書きます。

ようやく『シン・ゴジラ』を見たが、困ったことになった

映画 エッセイ

この頃、映画ばかり見ている。

 

ようやく、やっとのことで、千年に一度の千載一遇の好機を活かして『シン・ゴジラ』を見た。散々語り尽くされているようなのでいまさら、といったところですが。

 

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毎日のようにニュースサイトの類には触れているから、『シン・ゴジラ』について何らかの意見を発している記事のタイトルだけは目に入っていた。記事の量だけで話題になっていることは伝わってくる。けれど僕はネタバレ反対派。どんな些細な情報にも出会わないように細心の注意を払っていた。

 

作品名を検索するときに表示される関連するキーワード見ると、「シン・ゴジラ ネタバレ」と、ネタバレを検索している人もいることがわかるが、なぜそんなことするのか、と小一時間問い詰めたくなる。だって新鮮な気持ちで「この後どうなるんだろう」と先の展開をワクワクしながら待っているのが楽しいじゃない。それなのにネタバレを見てしまったら、「この後はああなるんでしょ、知ってるよ」と斜に構えながら見ることになる。それってもったいないでしょう。

 

とまぁ事前情報を目にすることのないように気を使っていたわけですが、近くにいる友人が公開直後に見たようで「はやく見てください。次で4回目ですけど、一緒に行きましょう」と熱心に語っていた。誘われたのでようやく映画館に足を運ぶことになった。

 

4回も見ている人がいる一方でお前はどうだったんだ、というと、残念ながら期待していたほどハマらなかった。もちろんいい点はたくさんあった。ゴジラ第一形態の「コレジャナイ感」や、一般人が知ることのできない政治家と官僚のやりとり、対策本部的な組織が作られたときにプリンターをバーっとたくさん並べるなんて細部の忠実な再現、石原さとみと主人公が恋愛をし「絶対に帰ってきて。私待ってるから。」なんてやりとりがなかったのは好感触だ。

 

しかし概ね予想通りだったのだ。そもそも展開で楽しむ映画ではないだろうし、庵野監督ということで作品のテイストもなんとなく予想できていた。驚きの要素が少なかったのだ。(驚きを求める作品でもないだろうが)

 

好感触ではあるものの、僕が求めていた作品ではなかったため「終」の文字とともに照明で場内が照らされた瞬間、隣にいる友人になんと言葉を発すればいいのか迷った。

 

だって相手は4回も見るほど『シン・ゴジラ』にハマっている友人。4回ってなかなかすごい。一方、僕は不要な衝突を嫌う典型的日本人。できれば今後に遺恨を残すような言い合いにはしたくない。だからといって、嘘だということを匂わせずきれいなほめ言葉を口にできるわけでもない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬の沈黙の後、幸いなことに友人の方から話し始めてくれた。「あの在来線がさー」

 

そういえば前にも映画上映直後、言葉に困ったことがあったな。

 

もう複数人で映画を見るのはやめよう。