どれぐらいの時間でブログを書くか。 ゲームにしちゃえばいいんじゃない?
僕がいつも読ませていただいているブログにこんな話がありました。
やはり書けるならできるだけ早く、質の高い記事を書きたいですよね。ブログの執筆時間に関する議論を見ていると読書スピードに関する議論に似てるように感じました。
僕はわりと本を読む方なので、一時期読書法について興味をもって学んでいました。フォトリーディング、視野を広げる方法、3色ボールペン、精読法など。ある人は速く読んだほうが頭に残ると言っていたり、1冊の良書を時間をかけて読んだほうがいいと言っている人がいたりもします。これはどちらがまちがっているか、という話ではなく、扱うものによって使い分ければいいのだと捉えています。
テーマごとに書く時間を変える
いろいろな手法を取り入れるうちになんとなく自分のスタイルが見えてきて、小説や実用書など本の分野によって読み方を変えるようになりました。このスタイルと似たように、鈴木さんは書いているテーマや扱っているコンテンツによって費やす時間も変わるみたいです。
つまり日記なら30分、時事ネタなら1時間など扱うテーマによって書く時間を変えればいいんです。もちろん小説に似たような性質を持つものについては時間を気にしなくていい場合もあります。
なーんだ、そんなことかと思ったあなた。まだ少し続きます。
5分縮める努力をする
みなさんのブログではひとつ、あるいはいくつかのテーマがなんとなく決まっていると思います。そのテーマごとに書く時間を測ってみてください。何回か測ると自分の平均執筆スピードが見えてくるはずです。斉藤孝さんはストップウォッチを奨励しています。
平均執筆スピードがなんとなくわかったら、それを5分縮める努力をしてみてください。アプローチの方法は考えれば考えるほどあります。
・メモをとるときに、記事の構成まで考えておく
・書きたいネタが見つかったら、他に書いている人がいないか探しておく。
・自分と似たことを言っている人を探して、うまく引用する
などなど。
本気でやると、「今回はネタが適当だったから時間がかかってしまったな」、「いやー、途中でパソコンが落ちなければなー」とか、なんだかゲームみたいで燃えてきそうじゃないですか?書くスピードを上げることも1つの目的としてしまえば、ブログを書く別の楽しみが増えるんです。
”書く”をゲームにして、自動化を促す
斉藤孝さんの『働く気持ちに火をつける』にはこうあります。
仕事も、期限を区切ってアップテンポにしたり競わせたりするだけで、ゲーム感覚で楽しめるものとなる。(p.85)
経験知を積むにはできるだけ速く、できるだけ大量の仕事をこなすこと。それが積み重なるほど仕事はスピーディかつ確実になる(p.180)
「うまい人は仕事が速い」というのにはきちんとした理屈がある。たくさんの仕事をこなしているので、経験知が高い。そのため仕事の基礎的な部分は職人的にほとんど無意識でやれてしまう。(p.181)
100ます計算(古い?)のような単純作業でも、タイムアタックにするとけっこう楽しかったりしますよね。速く書くことを意識した結果、速度と質を兼ね備えた書き方ができるようになるのが理想です。
まとめ
・テーマ、コンテンツごとに自分の平均執筆時間を知る
・執筆時間を5分縮める努力をする
・記事を書き上げるまでの過程で自動化できる部分を増やす
できるだけ速く書こうとした結果、ブログを書くのがさらに楽しくなったら幸せだと思いませんか。楽しくブログを書きましょう!
以下、読書法の紹介です。
日々の生活から起きていることを観察しよう!!: フォトリーディング・セミナーに行ってきました その1
- 作者: ポール R.シーリィ,神田昌典,井上久美
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2009/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 7人 クリック: 63回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
【視野を広げる】
【3色ボールペン】
この記事を気に入っていただけたら、はてブやTwitterなどで
シェアしていただけるととてもはげみになります。
また、コメントなどもはてブからお願いします。