徹夜明けでも、元気に1日を乗り切る方法をご紹介します
昨日、ちゃんと寝られましたか?
最近発表された研究結果によると、人は7時間以下の睡眠が続くと健康被害や精神疾患のリスクが高まるといいます。
とはいえ、飲み会や残業などでどうしても睡眠不足になってしまう日もあると思います。そこで、「徹夜明けでも1日を乗り切る方法」が説明されている動画を元に、睡眠不足を応急処置的に乗り切る方法をご紹介いたします。
どんな行動をとればいいかという行動編と、何を口にすればいいのかという食事編に分けました。
行動編
まず、起きてから睡眠不足を解消する1つの方法は、目覚まし時計のスヌーズボタンを使わないこと。
スヌーズ機能で「あと5分だけ...」とだらけたり、浅い眠りを繰り返す人も多いかもしれません。睡眠時間が少しだけ増えるので「ちょっとだけど睡眠時間が増えた!」と満足感は得られそうですが、科学的にはその「あと5分」の睡眠がさらに状態を悪化させることがわかっています。
外出も寝不足に効果的です。明るい自然光に当たると体温が上昇し、体の覚醒を促す効果が期待できます。
サングラスはかけない方が良いです。なぜなら、目から入る太陽光が体を覚醒させることに関係しているから。
会社に着いたら、まずは難しい、頭を使う仕事にとりかかりましょう。始業から数時間は1日の中で最も覚醒しているため、夜などの遅い時間にやるよりも効率良く仕事ができます。朝型の生活が勧められている理由でもありますね。
退社の時間が迫ってきたら、単純で時間がかかるような仕事をしましょう。
研究によると、睡眠不足の人は10分間しか集中できないという結果が出ているため、集中が必要な仕事を寝不足の日に無理矢理こなしても良い結果は生まれなさそう。1日の最後はメールの返信のような比較的単純な作業が良いとのこと。
食事編
まず大事なのは、朝食を欠かさないこと。研究によると、起きてから1時間以内に朝食をとることで、気分と認識力を向上させる効果があるそうです。
しかし、ドーナツのような糖分の多い朝食はやめましょう。糖分をとると血糖値が上がって元気になったような気がしますが、糖が分解されると摂取前より血糖値が下がることがあり、結果として元気がなくなってしまうためです。 寝不足でも元気に活動するためには、全粒穀物や、肉・玉子のようなタンパク質を朝食でとるのが理想です。
いくら好きでも、朝食のときのコーヒーは1杯だけにしておきましょう。たくさん飲むとカフェインのとり過ぎで、朝から体に負荷がかかった状態になってしまいます。
2杯目のコーヒーはオフィスに到着してからであればOKです。
コーヒーを飲んで30分もすれば寝不足でもカフェインの効果でバリバリ活動できるようになります。なので、大事な会議の30分前など、予定に合わせてコーヒーを飲むというのもよいかもしれません。エナジードリンクと同じですね。
午前を過ごしたら、ランチは少なめに。理想的なメニューは穀類・野菜・脂肪分の少ないタンパク質です。また、ランチでも糖類をたくさんとってしまうと、午後、眠気に襲われてしまうので注意してください。
ランチの後は1日で最も眠たくなる時間。コーヒーを飲むと効果がありますが、15時を過ぎたらコーヒーを飲むのはやめましょう。カフェインをとると7時間は体内に留まるため、寝ようとしても寝付けなくなってしまいます。
寝不足を乗り切ろうとしていたはずが、寝る時間までカフェインが残っていまい、眠れなくなっては意味がありません。
これらのことを知っておけば、徹夜明けでもなんとか1日をバリバリと活発に活動できるはずです。1日を有意義に過ごしましょう!
元の動画はこちら