「このマンガがすごい!2015」ランキング上位10作品まとめました【オトコ編】
先日、このマンガがすごい!2015 が発表されました。
このマンガがすごい!とは
すごい、楽しい、おもしろい、オススメしたい……。そんなマンガを多数紹介してきた、マンガの年刊ガイドブックが「このマンガがすごい!」です。
ランキングは書店員や、雑誌編集部、大学漫研など、漫画好きの方々へのアンケートによって 選ばれたものです。つまり、マンガ好きが選ぶおすすめマンガランキングということです。
読んだ作品は記事を書いて、追記していこうと思います。
どの作品がどんな順番ですごいかなんて、自分で決めればいいのです。けれども、やっぱり他の人が評価している作品は読みたいと思ってしまいますよね。ということで、あらすじとともにさっそくランキングをご覧ください!
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1位『聲の形』大今 良時
あらすじ
お前なんかに出会わなきゃよかった。
もう一度、会いたい。
耳の聞こえる少年・石田将也(いしだしょうや)。耳の聞こえない転校生・西宮硝子(にしみやしょうこ)。ふたりは運命的な出会いをし、そして、将也は硝子をいじめた。やがて、教室の犠牲者は硝子から将也へと移っていった。幾年の時を経て、将也は、 もう一度、硝子に会わなければいけないと強く思うようになっていた。(Amazon.co.jp: 聲の形(1) )
【ひとこと】
まだ1巻しか読んでいませんが、いじめの描写や障がいというテーマが生々しく描かれているところに目をひかれます。 これは全巻読みます。
2位『魔法使いの嫁』ヤマザキコレ
あらすじ
少女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使い……。羽鳥チセ15歳。
身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ彼女を金で買ったのは、ヒト為らざる魔法使いだった……。新進気鋭の作家が描く、英国を舞台にした異類婚姻幻想譚が堂々、開演!(Amazon.co.jp: 魔法使いの嫁(1))
【ひとこと】
少女×人外。人外との恋愛の魅力はなんなのでしょうか。僕はそのような分野に疎いのでよくわからないのですが、「内面にほれる恋愛っていいよね」ということなのではないかなと仮説として思っています。はじめは自分と全くちがう姿に戸惑いながらも、相手の優しさに触れて少しずつ距離が近づく…。イケメンだからほれた!というような話よりは魅力的ですよね。
3位『子供はわかってあげない』田島 列島
あらすじ
ひと夏の自由、はじまりはじまり。
「KOTEKO、好きなのか?」
「ああ、かなり」
サクタさん(水泳部)ともじくん(書道部)は学校の屋上で出会った。読むとうっかり元気になる、お気楽ハードボイルド・ボーイミーツガール、開幕なんです!
水泳×書道×アニオタ×新興宗教×超能力×父探し×夏休み=青春(?)。モーニング誌上で思わぬ超大好評を博した甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガール。センシティブでモラトリアム、マイペースな超新星・田島列島の初単行本。出会ったばかりの二人はお互いのことをまだ何も知らない。ああ、夏休み。(http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%AF%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%82%E3%81%92%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0-KC-%E7%94%B0%E5%B3%B6-%E5%88%97%E5%B3%B6/dp/4063883795)
【ひとこと】
僕はこの絵がとても好みなので、読みます。「魔法左官少女バッファローKOTEKO」など、ところどころで出てくる名前にセンスを感じます。
試し読み
4位『いちえふ』竜田 一人
あらすじ
福島第一原発作業員が描く渾身の原発ルポルタージュ漫画!「いちえふ(=1F)」とは福島第一原子力発電所の通称。「F」は福島。「1」は第一。現場の作業員や地元住人は「フクイチ」ではなく「いちえふ」と呼ぶ。
新人賞MANGA OPENの大賞受賞作として「モーニング」に掲載されるやいなや読者、国内外のメディアからのすさまじい反響を呼んだ話題作!ここに描かれるのは「フクシマの真実」ではなく、作者がその目で見てきた「福島の現実」だ。
「メディアが報じない福島第一原発とそこで働く作業員の日常」、そして「この先何十年かかるともしれない廃炉作業の現実」を、あくまでも作業員の立場から描写。「この職場を福島の大地から消し去るその日まで」働き続ける作業員たちの日々を記録した、いま日本に暮らすすべての人たちに一度は読んでみてもらいたい「労働記」です。(いちえふ ~福島第一原子力発電所労働記~ / 竜田一人 - モーニング公式サイト - モアイ)
【ひとこと】
個人用線量計(APD)を手渡されながら言われる「ご安全に」という言葉でハッとする。「ご安全に」なんて言葉、はじめて聞いた。イスに座ってパソコンを操作すればいい職場ではなく、常に命の危険が隣り合わせの職場なんだ。
作者インタビュー
試し読み
5位『あれよ星屑』山田 参助
あらすじ
敗戦直後の日本を生きる、“死に損なった”男たちの不器用さが沁みる1冊。本作に登場するのは、かつて軍隊の同じ班に所属していた上官の川島徳太郎と部下の黒田門松。一足先に市井の人になっていた川島のところに、復員したばかりの黒田が現れるところから物語は始まる。
リズミカルかつキレのある展開、磨かれたセリフ、マンガ的でありながら正確に感情を伝える表情のひとつひとつ、どこをとっても神経が行き届いていて引き込まれる。(【日刊マンガガイド】『あれよ星屑』第1巻 山田参助 | このマンガがすごい!WEB)
【ひとこと】
なんとなく男×男な感じがするのは気のせいでしょうか。表紙のタイトルのフォントがどことなくレトロな雰囲気を醸し出しています。
6位『五色の船』近藤 ようこ / 原作:津原 泰水 (読了)
あらすじ
異形の者たちの哀切な運命――津原泰水の傑作幻想譚を、近藤ようこが鮮烈に漫画化。
先の見えない戦時にありながら、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ、異形の者たちの家族がいた。未来を言い当てるという怪物「くだん」を一座に加えようとする家族を待つ運命とはーー。津原泰水の傑作幻想短編を、近藤ようこが奇跡の漫画化。(KADOKAWAオフィシャルサイト内 各ブランドページについてのお知らせ | KADOKAWA)
【ひとこと】
とても静かな雰囲気のマンガです。正直言って、僕はそれほどぐっときませんでしたが、30代以上の人たちにとってはより印象が強い作品になるはずです。ちなみに、この作品は今年度の文化庁メディア芸術祭で大賞をとっています。
7位『ギガントマキア』三浦 建太郎
あらすじ
数億年に一度繰り返される地球規模の大災厄の彼方。その変わり果てた世界を舞台に語られる生命群の激突。神話の巨人を擁する帝国に、ただ一組の男女が挑む。男の名は「泥労守(ルビ・デロス)」、女の名は「風炉芽(ルビ・プロメ)」。彼らの目的と、この世界の成り立ちとは…?圧倒的な想像力と筆力で描かれたSFロマン開幕!! (ギガントマキア|白泉社)
【ひとこと】
『ベルセルク』で有名な三浦建太郎さんの作品。タイトルにもなっているギガントマキアとは、ギリシャ神話における宇宙の支配権をかけた大戦のことで、主人公は荒れ果てた大地で猛威をふるうプロレスラーです。少し絵をみましたが、神話レベルでのプロレスはとても迫力があります。
8位『シャーリー』森薫
あらすじ
ある日、カフェ「モナ・リザ」を営む独身女性ベネット・クランリーの元に、メイドの職を求めてきた少女、シャーリー・メディスンが現れる。その年若さにベネットは雇うことをためらうが、他にシャーリーを受け入れる先があるとも思えない。シャーリーに料理の心得があり、特にティプシーケーキを作れることを知ったベネットは、住み込みで雇うことを承諾する。
年齢の割には有能なメイドとして働くシャーリーの日常と、カフェで常連客を相手にするベネットの日常と、あまり自分の素性や本心を明かそうとしないシャーリーがベネットの家族として受け入れられていく様子、上流階級と距離を置こうとするベネットの悩みなどが描かれていく。
【ひとこと】
本屋に行くといつも目に入るメイド萌えマンガ(想像)。目に入るということは、潜在的にはメイド好きということなのでしょうか。読んで確かめてみます。
9位『僕だけがいない街』三部けい
あらすじ
上手くいかない現実を抱えた青年は、日々もがき続ける。自らの身にのみ起きる【時が巻き戻る】という不可思議な現象も、青年の不満を加速させていた。だが、それはある日を境に変わった。大きな事件が、青年の周囲を否応なく変化させていく。
「同級生の死」「連続誘拐殺人事件」「救えなかった友人」「犯人の正体…。」“過去”に起きた出来事に向き合う時、青年の“今”が動き始める…!!(『僕だけがいない街』公式サイト|KADOKAWA)
【ひとこと】
このマンガは以前から読んでいていました。先が気になっているマンガNo.1です。
10位『健康で文化的な最低限度の生活』柏木 ハルコ
あらすじ
生活保護のリアルに迫る青春群像劇
新卒公務員の義経えみるが配属されたのは福祉事務所。えみるはここでケースワーカーという生活保護に関わる仕事に就くことになったのだが、そこで生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして―
新聞メディアはもちろん、現職のケースワーカー、医療、福祉関係者の方も注目する本格派ドラマ!生活保護に向き合う新米ケースワーカーたちの奮闘劇、開幕!(健康で文化的な最低限度の生活 1 | 小学館)
【ひとこと】
生活保護をテーマにしたマンガなんてあるんですね。生活保護がいい悪い、という話ではなく、現場をリアルに描くことによって読者に考えさせる方向のマンガのよう。これは読みたい。
「1位だから読みたい」よりも、自分が興味あることはなんなのか、自分はどんな絵柄に惹かれるのかなどを考えながら作品を選び、自分なりのランキングをつくってみるとおもしろいと思います。
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【自分ランキング】(2014-12-14)
1. 『聲の形』
2. 『僕だけがいない街』
3. 『5色の舟』
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だいぶブログに慣れてきましたが、やはりとてもはげみになります。