iPad Proでネットや電子書籍の情報を何倍も濃密にする方法(iPad Pro & Apple pencil レビュー)
2016年3月31日に発売されたiPad Pro 9.7インチ。発売日当日からいろんなメディアが開封の儀や、レビューを書いていました。しかし今回のAppleの新製品にはあまり驚きがなかったというような声をききます。いつも注目されるiPhoneの新型が5sの高性能バージョンで見た目や機能が大きく変わらなかったり…。そんな中、iPad Pro 9.7インチを発売日に購入し、すでに約2ヶ月使った僕のおすすめの活かし方を紹介したいと思います。
- iPad Pro 9.7インチはただの暇つぶしデバイスではない
- iPad Pro はただのお絵かきデバイスでもない
- Apple pencil × iPad Pro Split View で最高の思考ツールに
- 感想まとめ
iPad Pro 9.7インチはただの暇つぶしデバイスではない
タブレットは何かしら買ってみたいとずっと思っていましたが、これまで発売されていたものについては正直言ってこんな印象でした。
「どうせYoutube見たり、白猫やるだけじゃんwww」
※「白猫」とは「白猫プロジェクト」というソーシャルゲームのこと
こんな風に、ただ大きいiPhoneになるだけだとわかっていたのでタブレットは買いませんでした。それだったら高い金を払って買う意味ないじゃないですか。キーボードつければ文字打てる、と言ってもMacbook Airの方が使いやすいですし。
大きい画面で動画を見たり、「白猫」「デレステ」などのゲームができれば迫力満点なのは間違いありませんが、そのためだけに高い金を払うのはちょっともったいない。きっと新しく発売されたiPad Proについても同じようなことを思っている人が多いと思います。
でも実際に使うと、もちろん絵を描くのにとても向いているけれどそれ以上に、フツウの人のインプット&アウトプットの質を高められる最高の機器です。
iPad Pro はただのお絵かきデバイスでもない
これまでのタブレットがいまいちパッとしなかったのは、実質できることがスマートフォンと同じか劣化版PCだったせいです。質の低いタッチペンだと反応速度が遅かったり描画位置がズレたりでストレスたまりまくり。結果として指しか使えず、実質ただデカいスマホ。
でもそんな状況を覆す機器が少し前に登場しました。それはiPad Proのみ対応の「Apple Pencil」です。もうこれがあらゆる面で素晴らしい。
どういいのか列挙すると、
・シュッと細くて見た目がカッコいい
・適度な重さがあって持ちやすい
・反応速度が紙+ペンと同じレベル
・描画位置ズレない
とまぁとても使い勝手のいいタッチペンなんですよ。これだけだとただの高性能お絵かきデバイスです。しかし僕が購入前のイメージをいい意味で覆されたのはApple Pencilが既存の機能である「Split View(スプリットビュー)」と超相性がよかったことです。この感動だけで記事を書いています。ほんと使ってみてほしい。
Apple pencil × iPad Pro Split View で最高の思考ツールに
知らない方のために説明しておくと、Split Viewというのは画面を2分割できる機能のことです。PCではウインドウをいくつか開いて作業する人が多いと思いますがそのようなものです。
Apple pencilと併用するまで大した機能ではないと思っていたのですが、使ってみるとネットの情報を自分のものにできる素晴らしい機能でした。どういうことかというと、自分が興味あるページを片手で見ながらもう片方の手でメモを描けるんです。タイピングではなく、描く。
左手にiPhone持って撮影しているので見づらくてすみません...。両手使うともっとサクサク使えます。見ているのは✩←ヒトデ (id:hitode99)さんの記事です。問題ありましたら差し替えます。
ネットの情報ってサーッとスクロールして流し読みできてしまうからサラッと見るだけで何も残っていないことが多いんですが、左手でページをスクロールしながら右手でメモを取ると一旦自分で解釈する工程が入るのでインプットの質が変わります。そうやって描いたメモはクラウドに保存されているから、対応デバイスさえあればどこからでもアクセス可能。もう最高。
ただ、まだこのSplit Viewに対応していないアプリもあります。対応していないと全く使えないのかというと、そうではありません。たとえばKindleはこんな風に使えます。
右から左にスワイプする手間はありますが、両手をキーボードに置かないといけないPCなんかに比べると圧倒的にストレスなくメモできます。本を読んでいるときのメモってほんとに簡単な記号とかでいいんですよね。これができるだけで紙の本を読んでいるのと遜色ない、というかいつでも見れるからそれ以上。
少し前に話題になった「0秒思考」(詳しくはこちら→『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』 )、やマインドマップ的なこともiPad上で実践できます。
感想まとめ
・これまでのタブレットは高性能の割に、大きいスマホとしてしか使えなかった
・高性能なApple pencilの登場でiPad Pro上に紙に描くようにメモがとれるようになった
・Split Viewを使うとネットサーフィンや読書をしながら、ラクにメモがとれる
→iPad Pro×Apple pencil が最強
12インチのiPad Proは全く持ち運びに適さない据え置き型のタブレットですが、新しく出た9.7インチはiPad Air2と同じサイズなので外出時にも使えます。インプット/アウトプットの質を高くしたいしたいという人に、iPad ProとApple pencilの組み合わせはとてもおすすめです。
僕はお絵かきデバイスのつもりで買ったので予想以上にいい買い物になりました。ぜひお試しください。ケースなどに周辺機器については別の記事で紹介しようと思います。
近いうちに電子本棚ができて、積ん読はなくなる
『サイコパス』というアニメを見たことがありますか?
精神を数値化できるようになった近未来を描いた大好きなSFアニメなのですが、この中に登場する技術で実現したらおもしろそうだなと思うものがあります。たとえば、動画に一瞬出てくるこれ。
動画では一瞬すぎてよくわからないかもしれませんが、これはソファーがあたかも存在するかのように空間に投影されている様子です。この他にもあらゆるものが電子化されていて、家具や洋服の装飾を一瞬で変更できたりするのです。イメージ的にはプロジェクションマッピングのようなもの、と捉えるとわかりやすいかもしれません。
普段、マンガや本の紹介を中心にしていますが、iPhoneやMacなどのガジェットもとても好きです。なので「近い将来にこんなことが実現できるかも!」的な動画を見て、その技術を待ち遠しく思っています。
こんな本を読みました。
「ネットとは何か」書いてみろと言われていた
こちらのブログでたびたび言及している、ドワンゴの川上さんの最新作『鈴木さんにも分かるネットの未来』。タイトルの「鈴木さん」というのは、川上さんがプロデューサー修行をしていたジブリの鈴木敏夫さんのことです。
川上さんはジブリに入社した当初から、ネットに疎い鈴木さんに「ネットとは何かを自分にもわかるように説明してみろ」と言われていたようです。つまり、誰にでもわかるような平易な言葉を使ってインターネットについて解説した本が『鈴木さんにも分かるネットの未来』ということになります。
電子本棚が発明されて、便利になるかも
この本も相変わらずおもしろかったのですが、電子書籍について書いている章に気になる文章がありました。
紙の本は机の上とか、ベッドの脇とか、本棚に並べておくとか、目につく場所に置くことができます。ここが現在の電子書籍には真似ができない部分です。これについては最終的には電子本棚のようなものができることで解決すると、ぼくは予想しています。
これ、ちょうど欲しいと思っていたんですよ。最近はKindleで本を読むことが多くなってきたのですが、学術書を中心にまだまだ電子化されていないものがあります。だから紙の本も買うのですが、いかんせん本棚がいっぱいで置き場所に困るんですよね。できるだけ電子化してしまいたいものです。川上さんが言うような電子本棚的なものができればいろいろと、現状の本に関する不満が解消されます。
たとえば、
・電子書籍の表紙ないし背表紙を表示する画面の領域は限られているため、所有する本がいくら増えても電子本棚の体積が増えることはありません。省スペースを実現。
・電子書籍は実体がなく、全て画面に表示されるため、一度読んだ本がどんどん階層的に奥の方に所蔵されます。しかし、常に電子書籍の表紙等を表示する場所があれば、過去に読んだ本をランダムで表示するといった形で、いまよりも偶然本を手に取る機会を作れます。電子書籍でもセレンディピティが起こりやすくすることができます。
・紙の本を本棚に置いていると、だんだんと見慣れてしまって背表紙に書いてある文字を無視するようになります。これが読まない本が増える「積ん読」をしてしまう1つの理由です。しかし、電子書籍であれば紙の本に比べて移動のコストが低く、自動で表示順を変えるといったことも可能です。だから表示方法によっては積ん読が減るはずです。
とまぁ、未来予想的なことをしてみて、ますます電子本棚的なものが欲しくなりました。誰かつくってください。タイトルは願望込みでつけました。
こういった話がお好きでしたら、川上さんの本がおすすめです。もっと広くいろんな領域に議論を巡らせていて、ビジネス的にも役立つような話が満載です。興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。
次回予告
「電子書籍で読んだ本を頭に残す、超簡単なテクニック」
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気になる画質は最高レベルに
サイズも『Kindle voyage』と並ぶ快適さに
『Kindle voyage』のサイズが162 x 117 x 7.6mm、重量180g(最軽量モデル)に対して2015年版『Kindle Paperwhite』は169 x 117 x 9.1mm、重量205g(最軽量モデル)と、厚さと重量でまだ若干劣っています。ただ、ほとんどの人にとっては気にならないレベルにまで迫ってきています。
価格は『Kindle voyage』より1万円以上安くなる
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MacBook Air のキーボードカバーでおすすめできるのが見つかった―『Typist for MacBook Air 11inch』
お使いになっているMacのキーボードの汚れや打鍵音、気になりませんか?おすすめできるキーボードカバーが見つかりましたよ。
以前からキーボードが汚れてしまうのが心配で、気になっていたキーボードカバー。もともと買おうと思っていたのは、こちらの商品。『moshi clearguard 11 (JIS) MacBook Air 11インチ用キーボードカバー』。
moshi clearguard 11 (JIS) MacBook Air 11インチ用キーボードカバー
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商品名長すぎ。
ネットで調べたところ、そもそもまともなレビューが書いてあるカバーがほぼこの商品しかなくて、「まぁこれにしたらハズレないかな」と思っていました。実物の見た目が気になって、近くの家電量販店を覗いてみると、
キーボードカバーが置いてない!!
確かに、落ちたら画面が割れてしまうiPhoneを守るためのケースに比べたら需要ないのかもしれませんね。数店回って購入したのがこちら。『Typist for MacBook Air 11inch』。購入して使った感想を書きます。
「タイピストってww」と思ったのは秘密。
購入前に気になっていたのは5点
どうしてもすぐに欲しくて、もともと購入しようと思っていたものではなく、店頭にある中で良さそうな商品を選んでしまいました。購入する前に気になっていたのはこのような点。
・デザイン(色、フォント)
・打鍵感(ぺたぺたしないか、打ちづらくないかなど)
・静音性
・つけたまま閉じられるか
・値段
これらの点について実際はどうだったのか書いていきます。
白いキーボードがかっこいい
いざ開封!
失敗しました。
開けてみると、カバーはこのようになっています。
装着するとこんな感じ。
白、結構かっこよくないですか?もともと透明のものを購入しようと思っていたのですが、雰囲気が変わって新鮮です。フォントはきちんと元と同じフォントなので違和感はありません。
ただ、お前だけは許せない。
まぁ僕ぐらいのタイピストはキーボードをほぼ見ないので、気になるのは最初だけです。ということで、デザインは概ね満足。
打鍵感は柔らかくなって心地よい
キーボードカバーの商品レビューを見ると、どれも「打鍵感が変わってしまうのがダメ」と書いてありますが、その人たちに言ってやりたい。
そんなの当たり前じゃん!!
こちらのカバーも当然打鍵感が変わります。どう変わるかというのを文字だけで伝えるのがなかなか難しいのですが、シリコンのカバーをつけている分、キータッチの感触が柔らかくなります。触った感触は意外とさらさらしていて、キーの移動がしづらいということは全くありません。
静音性:音の成分が変わり、柔らかくなる
カバーをつけたいと思っていた大きな理由の1つが打鍵音。僕はタイピストなので、つい「ッターン」とエンターキーを打ちたくなってしまうわけですよ。たいていウザがられるやつです。できるだけウザがられないために、少しでも音を小さくしたいと思っていました。
実際にカバーをつけてみると音がけっこう静かになります。というか音の成分が変わってカチカチという音ではなくなります。どんな風に音が変わるかはこちらをご確認ください。(デフォルトでは消音になっています)
高い音の成分が少なくなっている分、「うるさい」という印象が減っていませんか?速く打とうとするとつい大きな音を出しながら「ッターン」とエンターキーを押してしまう僕のようなタイピストも安心してキーが打てます。
つけたまま閉じられるか→余裕
はい。余裕で閉じられます。ディスプレイ側にカバーの跡がつくような現象もいまのところありません。
値段は『moshi〜』の半額程度
購入を検討していた『moshi〜』の方は約3000円。キーボードカバーの相場的には結構強気の値段設定。一方、ご紹介した『Typist〜』は約1700円。タイピストに優しい値段設定です。
総じて満足
もともと買おうと思っていたカバーとは違うものでしたが、総じて満足です。透明のカバーとは違って、印象も変わった上にということでこちらを買ってよかったと思っています。打鍵音が気になるタイピストや、キーボードの汚れが気になるタイピストは購入をおすすめします。ちなみに色は5色展開なので、好きな色にキーボードを変えられますよ。
Bluevision キーボードカバー Typist 2012 for MacBook Air 11-JIS Black ブラック BV-TYPST12-AIR-BK
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こちらの記事はいかがでしょうか
○読書量が増えた!Kindle voyageを購入したのでレビューします
読書量が増えた!Kindle voyageを購入したのでレビューします
ついに買いました、Kindle voyageを。せっかく購入したので、レビューというか、感想を書きます。確実に、電子書籍の読書が快適になりました。
現在(2015-04-30まで)、全額返金キャンペーン中
これまで電子書籍を購入しつつも、タブレット端末すら持たなかった自分が、なぜいま購入に至ったかというと、こんなキャンペーンをやっているからです。
全額返金してくれるなら、試せるだけ試してみようという魂胆です。これまで他のタブレット端末を購入したことがないので、他のものと比較はできませんが、レビューをしたいと思います。
解像度が高く、画質がとてもいい。ほぼ紙か、それ以上
まず驚いたのは、画質。voyage までのKindle端末は、画質が少し劣っていてどうしてもマンガを読むのにはあまり向いていなかったようなのですが、解像度が上がり、ついにかなりきれいな状態で電子書籍版のマンガを読めるようになりました。
ただ、これまでKindle端末をちゃんと使ったことのない僕としては、マンガよりも文字がきれいなことの方が衝撃でした。
ものすごくきれいです。Kindle なので当然ですが、もちろんフォントサイズや行間の幅なんかも調節できます。画面が見やすい上に、自分が快適な状態にできます。こういったところは紙の本よりも確実に優れていますね。
(参考用に使わせていただいたこの本は、はてなブログで有名なけいろーさん(id:ornith)が共同で執筆されている『レールの外ってこんな景色』という本です。いろんなブログを書いている方の話がおもしろいので、ぜひご覧ください。)
レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方
- 作者: イケダハヤト,タクスズキ,鳥井弘文,けいろー,ツベルクリン良平,下津曲浩,池田仮名,金野和磨,中里祐次
- 出版社/メーカー: WOODY
- 発売日: 2014/11/14
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片手でも扱いやすいから読書の時間が増える
Kindle voyageの重量は170g なので、Kindle Paperwhiteの206g から40g 近く軽くなりました。公式の情報からすると、iPhone6 Plusの172g とほぼ同じです。しかし、体感的には112g のiPhone5sと大して変わらないような気がします。ちなみに、形が似ているiPad mini3の重量は331g なので、Kindle voyageはiPad mini3の半分くらいの重量ということになります。
Kindle voyageの厚みは、最も厚い背面中央の台形部分で7.6mmです。Kindle Paperewhiteは9.1mmなのでだいぶ薄くなりました。 iPhone6 Plusが7.1mm、iPad mini3が7.5mm なので、数字上はほかのapple端末に比べて若干厚いですが、主に指で掴む縁の部分が薄いデザインになっているので数字よりも薄く感じます。
ただ単に「薄くて、軽いから」というだけで片手で使いやすいというわけではありません。Kindle voyageでは今までのKindle端末になかった、「ページめくりボタン」が実装されました。ボタンと言っても凹凸はなく、ただ灰色の線が入っているだけです。
タブレット端末で電子書籍を読む場合、普通はスワイプして紙の本のページをめくるように次のページに遷移していました。ですが、Kindle voyageでは感圧式の「ページめくりボタン」でラクにページ遷移ができます。これが思った以上に快適です。
最初は反応が悪くて使いづらいと思ったのですが、設定で感度を調節して弱い力でも認識してくれるようにしたらとても快適です。片手で端末を持って軽く親指に力を入れるだけでページの遷移ができるので、紙の本を読むよりもラクです。片手でほとんど指を動かさずに本が読める、というだけでこれだけ快適に読書ができるなんて思いませんでした。
片手で扱いやすいと、ちょっとしたすき間の時間に本を読もうという気分になります。たとえば、飲み物をとるために机から離れるときや、電車でつり革につかまって立っているとき、歯を磨いているとき。片手が使えないときでも全くストレスなく扱えるので読書のハードルが下がり、読書の時間が増えたのは思わぬ誤算です。
「明るさ自動調節機能」が心地いい
Kindle boyage で実装された、「明るさを自動調節機能」はいろんな場面での読書を心地よくしてくれます。iPhone等で実感されている方も多いと思いますが、夜、寝る前に暗い所で読んでも「ま、眩しい!」なんてことになりませんし、明るい所にいて全く文字が見えない、なんてこともありません。ベットに入りながら、刺激的な強い光を受けずに本を読めるのは読書量を増やす一助になります。
スマホ、PCでもKindle は読めるけど、1番いいのはvoyage
僕はいままで、主にiPhoneで電子書籍を読んでいました。当然ですが、表示領域が狭いのでマンガを読むときには適宜少しズームしないと読みづらい、という思いをしてきました。
最近、PC版のKindle アプリが登場したので、PC上でも電子書籍が読めるようになりました。なので表示領域的な問題自体は解決されましたが、当然ながらPCが開ける環境でしか読めません。
Kindle はスマートフォンでも、PCでも読めるようになりましたが、「読みやすいか」、「どこでも読めるか」ということを考えるとKindle voyage がいまのところ最高の端末です。
不満な点はないの?
僕としては、思った以上にできがよくて、ほとんど不満な点はありません。ですが、電子ペーパーの性質上、数ページに1度白黒が反転するのは慣れるまでストレスかもしれません。これはもはやKindle voyageに対する不満点ではありませんね。それくらい満足してしまっているということです。細かい不満な点が見つかったら、随時追記します。
どのモデルを買うべきか
Kindle voyageには4種類のモデルがあります。
僕は1番安いキャンペーン情報つき、Wi-Fiのみ対応のものを購入しました。このキャンペーン情報つきというのは、電源をオフにしたときにこういう画面が現れることを指します。
はじめは少し抵抗があったのですが、読書中に広告が出るわけではないので、慣れれば大したことではありません。まあなければないで快適なのは間違いないので、キャンペーン情報のあり/なしは財布との相談で決めるべきでしょう。2000円ぐらいの差なので、余裕があるならキャンペーン情報なしをおすすめします。
3G回線の対応/未対応ではどちらがいいのかというと、家に無線の環境があるならば未対応で十分です。なぜなら、ダウンロードしたい電子書籍のデータが大きいと3G回線ではダウンロードできないからです。それに、外で新しいものをダウンロードしてすぐに読みたい、という状況はあまりないような気がします。つまり、1番安いキャンペーン情報あり、3G回線未対応のモデルで十分です。
はじめは返品するつもりで購入したKindle voyageですが、とても快適に読書できるので返品せずに使い続けます。「紙の本じゃないと絶対にいや!」という人を除いて、全額返金キャンペーン中に一度試してみることをおすすめします。
ちなみに、「【2/22まで】クーポンコード『KINDLE2000』でKindle、Kindle PaperwhiteのWi-Fiモデルが2,000円OFF」なんてキャンペーンもやっているようです。1番安いモデルが5000円以下ってすごいですね。
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学んだことの価値は学んだ後でしかわからない。ただ、学んだ後のことをできるだけ具体的に想像すれば、学ぼうとしていることの価値を認識していると思い込んで、モチベーションを上げられる。
— いろぷら→センスを磨く方法について書く/デザイン/マンガ/仮想通貨 (@irodoriplus1) 2015年2月17日
『Kindle voyage』が気になるなら、こちらはいかがでしょうか。
RPGの世界で生きるとはこういうこと。『ダンジョン飯』は生活感満載のグルメマンガでおもしろい(感想) - いろどりぷらす
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